診療時間

084-983-1844

診療時間 / 9:00~14:00 15:30~18:00
休診日 /木曜・日曜・祝日

歯の豆知識Knowledge

歯の豆知識

2021.06.28

こどもの歯の形が変??!

こんにちは、はやし歯科クリニックです。

今日は歯科衛生士の八木橋が担当させていただきます。

 

お子様の1歳6ヶ月検診や、3歳児検診で、癒合歯や癒着歯という言葉を聞いたことがあるお父さんやお母さんがいらっしゃるかもしれません。

多くの方は初めて聞く言葉だと思います。

今回は、「歯の形の異常」で2歯以上が関連したもの3つ紹介しますね。

 

  • 双生歯

一個の歯胚(歯の赤ちゃん)が二個以上に分裂後、その分裂が不十分な状態で形成された歯、または、正常歯と過剰歯(余分な歯)が発育の過程で結合したものをいいます。見た目は癒合歯に似ており、切歯や犬歯、小臼歯によくみられます。

 

 

 

 

  • 癒合歯(融合歯)

複数の歯が発生途中で象牙質とエナメル質で結合し、歯髄腔(神経のお部屋)の連絡がみられるものです。

下顎の切歯部によくみられます。

 

 

  • 癒着歯

歯根が完成した後、複数の歯がセメント質のみで結合するもので、歯髄腔の連絡はみられない点で癒合歯とは異なります。

 

この3つはいずれも早急な対応が必要なものではありません。

 

ですが、歯の結合部分に溝が生じていると、虫歯リスクが高くなります。

低年齢のお子様は、まず、虫歯予防をしながら経過を見ていくことを勧めます。

 

乳歯が癒合歯の場合、後継永久歯にも歯の異常が生じやすくなるため、3〜4歳を過ぎたお子様は、X線(レントゲン)検査によって後継永久歯の状態を診査する必要があります。

乳歯が癒合歯の場合、後継永久歯に先天欠如がみられる割合は40~50%と高く、永久歯が正常に2本存在する割合は同程度、後継永久歯も癒合歯の割合は10%程度といわれています。

 

乳歯の癒合歯は、後継永久歯の状況によっては交換期に歯根の吸収不全を生じることがあります。とくに、後継永久歯が2本存在する場合、それぞれの萌出時期が異なることから歯根の一部が吸収されずに残ってしまい、永久歯の萌出困難を招くこともあるため、注意が必要です。

 

乳歯列期から永久歯列期の時期は、定期的にX線(レントゲン)を撮影し、生え変わりに異常が起きていないか確認していく必要があります。

当院では1〜3ヶ月ごとの検診を行っております。双生歯・癒合歯・癒着歯による虫歯や歯列不正を一緒に予防していきましょう!