2016.11.30
銀歯とは?
インレー(銀歯)
今週はインレー(銀歯)についてお話していきますね。
皆さんはインレー(銀歯)をご存じですか?
「銀歯」という言葉だけを聞くと全体的なかぶせ物の銀歯をイメージする方が多いのではないかなと思います。
ですが、今日ご説明するインレー(銀歯)は部分的な詰め物になります。
では、インレー(銀歯)がどうゆうものなのかご紹介していきますね。
インレー(銀歯)とは・・・
歯と歯の間の虫歯や歯の神経を残すことができる程度の虫歯の時に、虫歯を削った部分にはめ込む詰め物のことを言います。
特徴としては、12%金銀パラジウム合金という材料が使われていて、強度は高く割れにくいです。
ですが、熱を通すことが高いので、熱いまたは冷たい飲食物に対して過敏になることもあります。
そして、長期的になってくると変形を起こして、
歯と金属の間に隙間が生まれて2次カリエス(歯と金属の間の隙間から再び虫歯になること)になることがあります。
今日お話したインレー(銀歯)は保険適用のものになります。
見た目が気になるので白いものがいい、もっと強度が高いものがいい!!という方は自由診療にはなりますが、
当院でも取り扱っておりますのでお気軽にご相談下さいね。
インレー(銀歯)を入れたからといって絶対に虫歯にならないというわけではありません。
毎日の歯磨きやフロス、そして定期的にメンテナンスしていただくことが大切になってきます。
2016.11.24
シーラントについて
今回のテーマは「シーラント」についてです。
皆さんは”シーラント”はご存知ですか??
何となく聞いたことのある方もいらっしゃると思いますが、知らない方がほとんどだと思います。
シーラントとは歯医者などで虫歯予防として行う治療のひとつです。
今回は、そのシーラントについて3つの項目別に説明していきたいと思います。
① シーラントって何??
奥歯の噛む面の溝の部分、上の前歯の裏の溝の部分を、歯を削ることなくプラスチックの材料で埋め、
溝から出来る虫歯を予防するものです。
② シーラントをした方が良い歯
乳歯の奥歯・・・乳歯の奥歯の溝は複雑な形で、虫歯になりやすいため。
乳歯のうちから、虫歯を作らないようにするため。
生えたての永久歯・・・生えたばかりの頃はまだ柔らかくて、形も複雑で
虫歯になりやすいため。
③ シーラントの注意点
歯の溝からの虫歯予防のみなので、歯と歯の間や、歯と歯茎の境目などの虫歯予防は出来ません。
また、固いものを噛んだり、強く噛んだ時、歯ぎしりなどを行うと取れてしまうことがあります。
シーラントを行った後も、定期的に検診などで取れていないかチェックする必要があります。
しかし、取れてしまっても、再度シーラントをすることが可能です。
更に、シーラントをしていても、100%虫歯予防が出来る訳ではありません。
シーラントをした歯もその他の歯と同様に、しっかりとブラッシングすることが必要です。
シーラントに興味のある方、もっと詳しく話が聞きたい!!という方は、
気軽にスッタフまでお声かけください☆彡
2016.11.16
重度歯周病について
今回は「重度歯周病について」です。
☆重度歯周病とは?
歯周病の中でも特に進行しています
痛みや腫れなどの症状が見られる場合があります
場合によっては歯を抜かなくてはいけません
☆どうしたら分かるの?
歯医者さんで検査をする事で分かります
□レントゲンの検査
レントゲンを撮って、骨がどの辺りまであるのか、進行中なのか
1部分だけ溶けているのか、全体的なのかなどを見ていきます
□歯周ポケット検査
目盛りの付いた、ものさしのような器具を使い歯と歯茎の間の歯周ポケットの深さを測ります
6㎜以上だと重度歯周病の可能性があります
又、出血や膿が出ないかなども見ていきます
□動揺度の検査
歯を揺らした時に動いていないか
どの程度の動きなのか(Ⅰ〜Ⅲ度)を調べます
では重度歯周病がどのような状態なのか見ていきましょう!!
☆どんな症状があるの?
□歯周ポケットが6㎜以上
□血が出る
□排膿を伴う場合がある
□歯がグラグラする
□歯が伸びた(歯茎が下がった)
□歯茎が腫れる
□歯茎から膿が出る
□口臭がする
□冷たいものがしみる
□歯石が付いている
6つ以上当てはまったら重度歯周病の可能性が高いです
☆治療方法は?
歯周病治療の流れ
①検査
②歯磨き指導、歯の表面の歯石取り(約2回)
③検査
④歯茎の中の深い所のお掃除(約6回)
⑤検査
⑥場合によりもう1度歯茎の深い所のお掃除
もしくは、歯周外科治療
⑦メンテナンス
歯周病は骨の病気です
自覚症状はほとんどなく、気付かないうちに進行していきます
定期的な検診でチェックしていきましょう
日頃の歯磨きがとても重要になりますので、歯科衛生士さんに教えてもらいましょう!
2016.11.14
中度歯周病について
今回は「中度歯周病」についてです。
軽度歯周病から徐々に進行してきている状態です。
まずは、歯周病は歯を支える骨がだんだんと無くなってくる病気です。
痛みもなく進行してくるのが怖いですが・・
では中度歯周病にはどんな事があるのでしょうか・・
□歯が長くなった気がする
□口臭が気になる
□歯茎から膿が出る
□物がかみにくい
□歯茎が腫れる
□歯磨きをすると血が出る
など、軽度歯周病を含めた症状プラスの症状が認めます。
歯周病の原因は、ホルモンのバランスや免疫力の低下・喫煙・ストレス・生活習慣病
など原因がありますが、主な原因はプラーク(歯垢)が原因になります!!
歯周病の予防法としては、
□正しいブラッシング
□衛生士による歯の表面の掃除、歯茎の奥のお掃除
□生活習慣の見直し
など、歯磨きをしていても、それだけではとりきれない汚れがありますので、
歯周病治療が終わっても、定期的なメインテナンスが必要になってきます!!
定期的に予防していき、健康なお口の中を維持していきましょう!!
目指せ8020!!
私達が一緒にサポートさせて頂きます☆
2016.11.04
歯ブラシの選択・使用方法について!!
歯ブラシの選択・使用方法について
皆さんは、普段どんな歯ブラシを選んでいますか?またどのように使用していますか?
歯ブラシな毎日必ず使いますよね!!ですから自分に合ったものを選ぶことが大切になってきます。
自分に合ったものを使用することで虫歯や歯周病の予防になります。
では、どんな歯ブラシを選択したら良いのか説明していきますね。
①ヘッドが小さいものを選びましょう。
大きいヘッドのものを選んでしまうと奥の方まで歯ブラシがいきとどかないので、
磨き残しが多くなってしまいます
②毛先の細いものを選びましょう。
歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)の汚れを取ることで歯周病の予防になります。
③毛の硬さ
歯ブラシの毛には、硬め・普通・軟らかめの3種類があります。
硬めは、汚れは落ちますが歯茎を傷つけてしまいます。
軟らかめは、歯茎には良いのですが、汚れを落としきることができません。
ですから最初は普通の硬さを選びましょう。
次に使用方法ですが、虫歯や歯周病の原因を作らない為には確実に歯垢を落とさないといけません。
①軽い力で小刻みに動かして、1~2本分を磨くように心がけましょう。
②歯と歯茎の溝に45度の角度で歯ブラシをあてて磨くようにしましょう。
③歯垢のたまりやすい噛みあわせや、歯と歯の間も磨きましょう。
正しい歯ブラシを選んで使用することで、虫歯や歯周病の予防になります。
皆さんも自分に合った歯ブラシを使って下さいね!!