2016.07.07
犬歯
今回は☆犬歯☆についてです。
犬歯とは、前から数えて3番目の歯で”糸切り歯”とも言われます。
上下左右1本ずつ、計4本あります。
八重歯になったり、尖っていたり、する減っていたり
といろいろなトラブルがある歯でもありますが
実はとても重要な役割をする歯でもあります!
犬歯は、約10歳頃に生えてくる永久歯です。
八重歯になりやすいのは、周りの歯(側切歯、第一小臼歯)よりも遅く生えてきますので
顎が小さかったり、歯が大きくてスペースがない場合
唇側から生えてきて八重歯になってしまう事があります。
また、矯正などをする場合4番目の歯(第一小臼歯)を抜歯する事がありますが
なぜ、犬歯を抜かないかというと、見た目が尖っていて可愛いから…
という理由ではなく、犬歯が重要な役割をする歯だからです。
犬歯の役割
◯ギリギリした時に最初にあたる歯で、奥歯や前歯を守っている。
犬歯は歯の中で1番長い根っこを持っていて、割と最後まで残る歯でもあります。
ギリギリした時には犬歯であたるようになっていて、歯ぎしりなどから
他の歯を守る役割を持っています。
しかし、歯ぎしりをするたびに歯がちびていき奥歯でもあたるように
なってきます。
そうすると、虫歯や歯周病でもないのに歯が痛くなったり
知覚過敏、頭痛…と様々な不調が出てきます
犬歯は周りの歯を守る役割を持っているのです!
お口の事をもっと知って、歯を大切にしましょうね^◯^