2017.09.13
歯は歯ぐきに支えられている??
まず組織の中でも硬組織と軟組織にわかれます。
??硬組織って?・・・レントゲンに映りやすい組織
→歯槽骨・歯など
歯は、栄養を摂取するために上下の歯を噛み合わせて食べ物を細かくします。
その歯は、歯槽骨という骨によって支えられているんですね。
その歯槽骨も皮質骨・海面骨の2つに分類できます。
皮質骨(表面)・・硬く骨の形を保ちます
海綿骨(中身)・・スポンジ(海綿)状で隙間に骨髄液を含み骨を適量に保つために、骨を吸収させたり再生させたりしています。
ちなみにインプラントをする際には、骨の量だけでなく骨の硬さもとても大事なので
この「皮質骨」「海綿骨」がとても重要なポイントだったりします。
柔らかすぎるとインプラントが固定できないし、硬すぎると埋入が難しいし・・という感じです。
??軟組織って?・・・レントゲンに映りにくい組織
→歯髄・歯肉・骨膜・歯根膜など
歯髄・・神経や血管が通っています。
むし歯がひどくなると(C3という分類)痛みと言うサイン(自覚症状)を出します。
歯肉・・表面は「上皮」と呼ばれ、だ液や食べ物、
菌やウイルス等が体内に入り込むことを防いでいます。
中身は「結合組織」と呼ばれ、上皮と骨膜・歯根膜を繋いで弾力性を与え
歯と歯ぐきの間から異物(食べ物・菌・ウイルス)が入り込むことを防いでくれています。
骨膜・・異なる組織が交じり合わないように、
結合組織が歯槽骨内に入り込むのを防ぎ、
歯槽骨が結合組織内に入り込むことを防いでいます。
歯根膜・・歯と歯槽骨をつないで噛み合わせによる衝撃を吸収するクッションです。
さてさて、そんな組織たちがむし歯や歯周病や事故などで失われるとどうなるのでしょうか???
上記の役割ができなくなるということは・・?
?歯がなくなると?・・栄養が摂取しにくくなります
?歯髄がなくなると?・・歯に栄養が行き届かないので歯の寿命が短くなります。
また、痛みを感じなくなるため、菌が歯の根元から骨の中に入り込んで痛みや腫れを起こすまで気がつかず、病巣が大きくなることがあります。
(レントゲン上で根の周りの骨が溶けて真っ黒に見えたりします><)
?上皮がなくなると?・・異物(食べ物・菌・ウイルス)が入り込みやすくなります。
?結合組織がなくなると?・・歯と歯ぐきの間から異物(食べ物・菌・ウイルス)が入り込みやすくなります。
?歯根膜がなくなると?・・噛み合わせなどによる衝撃が骨に直接伝わり、
歯や骨が折れたり溶けやすくなります。インプラントになるとこの歯根膜はなくなるので、天然の歯と見た目は同じでも、違う配慮が必要になって来ます。
?骨膜がなくなると?・・必要な所の骨がなくなったり、不必要な所に骨ができたりします。
?皮質骨がなくなると?・・骨の形が保てなくなります。
?海綿骨がなくなると?・・骨がなくなります。
歯や骨は人工的に補うことも可能だったりします。
インプラントや骨補填材など。しかし、歯根膜など人工的に補えない物もあるので、
「インプラントすれば大丈夫!!」とはなかなかいきません。
むし歯の痛みが辛い人は、「むし歯にならないインプラントにしたい」と言われる方もいらっしゃいますが、インプラントこそ、その後のメンテナンスがとっても重要になります。
歯も歯ぐきも骨もとても重要な役割を持っているのですが、普段お口の中にそこまで意識することもないですよね。
失われてしまってその大事さに気づいたり、私自身今の仕事をさせてもらって学ぶことができていますが、それまではそんなに考えたことはなかったです。
神経を取ってしまったら・・歯が1本でもなくなってしまったらどうなるのか?
それぞれの組織の役割を知ってお口を大事にしてもらえると嬉しいです。
それでは今日はこの辺で!
次のブログはいのっちです!!お楽しみに!
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