2017.07.28
歯ぐきの検査はチクチクする
今日は歯ぐきの検査について説明しますね!
歯医者に来た際にチクチクと歯ぐきが痛い検査をされた事のある方はおられますか??
不思議なことに歯医者には行った事あるけど「したことない」、「したことあるような…覚えてません」
と言う方が多く、検査をしたことのある人は約半数くらいしかいません。
そして、この検査について説明を受けた事のある方は更に少なくほとんどおられない状況です。
ですが、この歯ぐきの検査はとても重要な検査で、検査をせずに「歯周病です」とは言えないものなのです。
今日は、この歯ぐきの検査について詳しく説明をしていきます。
まず、検査に用いる器具ですが、プローブという器具を用います。
白と黒で目盛りが見えますが、これでどれくらい骨が溶けているか、歯周病はどれくらい進んでいるかを測っていきます。
プローブの種類により目盛りの感覚やプローブの形態に違いがありますが
当院で使用しているプローブは、下から3㎜、3㎜、2㎜、3㎜となっています。
これを歯と歯ぐきの間にある溝(歯肉溝)に入れて測っていきます。
3㎜以下が正常で、3㎜〜4㎜が軽度、4㎜〜5㎜が中等度、6㎜以上が重度となります。
溝の深さが増えるにつれて歯周病は進行していきます。
この写真では6㎜のポケットがあるので重度歯周病になります
これが歯周病の検査がチクチクと痛い理由です。
また、プロービング圧(測る時にプローブを入れる圧)にも適正値があり、約20gと言われています。
これを越えて強く入れすぎても痛みを感じる場合があります。
また、歯ぐきの検査以外にもレントゲン写真も歯周病を見る時に重要になります。
例えば…骨が水平的に(全体的に同じくらい)溶けている。
骨が垂直的に(1部分がより顕著に)溶けている。
また、歯槽硬線(白い線)がある骨は安定している。
歯槽光線が消失している場合は歯周組織に病変が見られる。
などの情報を知る事が出来ますので、歯周病の治療に必要な場合、より鮮明に写る部分的なレントゲン写真を撮らせて頂いています。
この写真では左上の4番(一番左の歯)に垂直的な骨吸収がみられます
このように歯周病の検査はあまり知られてはいませんが、大切な検査ですので、歯周病の治療(歯石取りなど)やメンテナンスの時には必要になります。]]>