ホームページをご覧頂きありがとうございます。
はやし歯科クリニック院長の林です。
小児矯正・M R C矯正のページをご覧頂く前に、
私自身どのような思いで小児矯正に取り組んでいるか、
その思いを書かせて頂きましたので、最後までご覧頂けますと幸いです。
まず医療というものは日進月歩。
ずっと同じ治療方法というわけではありません。
特に私自身は数多くの研修会や学会に日々参加しており、少しでも良い治療を、
質の高い治療を、そして自分や家族が受けたい治療を、そう思い取り組んでいます。
小児矯正・MRC矯正における私のテーマをお伝えします。
「習い事や学業がまさに忙しくなる高学年になる前に
6~9歳ぐらいの低学年のうちに歯並びは治す。」
全てのお子様が低学年のうちに治せるわけではありませんが、
多くは可能となります。
なぜ、この年齢のうちに治した方が良いかといいますと、
私自身、口腔外科出身ながら矯正治療の勉強も師匠の元、
数多くの矯正医に指導して頂きました。
現時点でもずっとその勉強は続いております。
その矯正治療はワイヤー矯正が主でした。
これは実際に私の患者さんで高校生ぐらいから始めたお子様でした。
高校1年生の終わりぐらいから始めた矯正、
治療も終わりに近づいてきた時にちょうど大学受験でした。
特に痛みや困ったことはありませんでしたが、こんな質問をしていました。
「先生もし矯正器具が外れた時はどうしたらいいかな?」
「痛みがあっても塾があると先生のところに行けないかもしれないです…」
もし何かあったらと不安に感じられていました。
私はその時にもちろん大丈夫だよと、
不安を少しでも軽減できるようにお話ししました。
歯並びを治すことも大事。
でもそのお子様にとって大学受験も大事。
そんな経験から歯並びは早いうちに治した方が良いなと感じました。
お子様が大きくなるにつれて中学受験、高校受験、
そして習い事や部活動など大切な出来事がたくさんございます。
そのため今現在では、
低学年のうちにマウスピース型の取り外しのできる装置で矯正治療を行うことが
当院の主な矯正治療となっています。
そして低学年のうちに矯正治療をお勧めするもう一つの理由があります。
それは当院が使用しているマウスピース矯正は
Myobrace矯正と言って、オーストラリア生まれの治療方法です。
その他にも他社のマウスピース型の矯正装置もありますが、
歯並びが悪くなった原因にアプローチできるMyobrace矯正の治療を受けたいと
自分自身が思えたので取り入れることにしました。
何十年もの臨床結果をもとに開発され、
お子様のお口の周りの筋肉を正しく成長させて、
そのお子様本来の歯並びに整えてあげることのできる矯正治療です。
6歳から9歳ぐらいの成長発育の時期だからこそ、
悪習癖を取り除き、正しい筋肉の使い方を覚え、顎の成長も期待できる。
そして歯並びだけでなく、色々と影響を与えると言われている
口呼吸を鼻呼吸にも改善できる素晴らしい治療方法だと思います。
お口だけでなく、病気になりにくい健康な身体を作ることも可能なM R C矯正は
私自身、子供にも受けさせたいと思える矯正治療です。