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予防歯科について

当院の3つの大きな特徴の1つ“予防歯科”についてお話します。

歯科に限らず、内科や耳鼻科や皮膚科、色々ある身体の病気。
皆さんはどれだけ予防出来ていますか?

おそらく、多くの方が予防という概念はなく、症状が出始めたら、あるいは症状が長く続くから病院を受診する
という方が大半ではないでしょうか?

どんな病気も早期発見、早期治療が良いのは当然です。

お口の中の病気だけに限らず、もっと早く受診していれば、もっと早く気付いていれば助かったのに。救えたのにと思うことは多くあります。

身近な例で言えば、喉が痛い→感染が疑われるなら抗生剤の投与、
咳が出る→咳止薬の投与。咳の原因がアレルギーが疑われるなら抗アレルギー薬の投与。
医師の臨床経験と正確な検査に基づき原因がきちんと究明され的確な処置がされれば、症状は少しづつ改善していますよね。
歯科においても同様に、的確な診断の元に正しく治療されれば、症状は良い方向に改善していきます。

でもそこで少し考えて頂きたいことがあります。

1つ目は歯を削るという行為です。

むし歯で歯に痛みがあるとします。
歯を削り、削った部分を詰める。あるいはかぶせる。
「痛み」という症状は改善されました。
一見これで「治癒」=「治った」かのように思われますが、

歯科医師である私自身は、決して「治癒」=「治った」とは思いません。
削る前の真新しい歯とは違うのです。

私は歯を削って治療することは「治癒=治った」という解釈より「修理」したという解釈の方が正しいと思っています。
「修理」なのでまたいつか「壊れる」可能性があるのです。

歯の場合は一旦、むし歯ができて修理して、また同じ歯がむし歯になって修理して、
そんなことを繰り返していると、気が付いたら歯の神経を抜いていたり、歯を抜くことになっているのです。

「喉が痛い」「咳が出る」「鼻水が止まらない」これらは基本的には
お薬で症状を改善して行くので、自己の免疫力の回復と共に回復します。

歯の場合は削れば削るほど、消耗品のようになくなっていきます。

むし歯になった歯の治療、どこでも一緒だと思っていませんか?
治療する歯科医師の技術や良心。
どこも一緒ではありませんよね?

むし歯をきちんと全て取りきれているのか?

詰め物や被せ物は隙間なく綺麗に装着されているのか?

もしこんな基本的なことがきちんとされていなければ、せっかく修理した歯はまたすぐにむし歯になり、壊れることになるでしょう。
そしてまた治療の繰り返しです。
この流れがこの世の中の多くの現実だと私は考えています。

よくむし歯になる人いませんか?

治療してもまたむし歯になる人いませんか?

ですから、私自身は当たり前ですが、絶対に虫歯を取り残さないようしています。
そして歯の型取りもより精密に、そしてより適合の良い隙間のない詰め物や被せ物を装着する努力をしています。

むし歯になって治療するなら治療技術にこだわり丁寧で信頼できる歯科医師の治療を受けたいものです。

でもそれ以上に大事なことは、治療をするという前提での話ではなく、
むし歯にならないようにすることです。

むし歯にさえならなければ歯を削る必要はないからです。

ですからもっと歯を削ることに抵抗を持ち、歯を削らなくて済むように、
誰のためでもないご自身のために日々のケアを頑張って頂きたい。

そのために歯科衛生士による歯周病治療や定期検診をきちんと受けてしっかりお口の中を管理して行くことを当院は強くオススメしています。

それが予防歯科だと思っています。

最後になりますが、私は当然ながら自分の歯を削りたくありません。
歯はお金には変えれませんが、歯を削る行為は自分自身のお金がどんどんなくなって行くのと同じことです。

お金も使えば減ります。
歯も削れば無くなります。

どちらも無駄にはしたくないもです。

全く治療を今までしたこのない人も、今まで多くの治療経験がある方も、歯を大事にしていきたい。治療時間や回数がかかってもきちんとやりたい。
これからは予防歯科をしていきたいと思われる方は当院の方針に共感して頂けると思います。