2021.07.26
妊娠中に歯医者さんへ行っても大丈夫??
こんにちは!はやし歯科クリニック歯科衛生士の八木橋が今日は担当です😀
今日は妊婦さん向けのお話をさせていただきます!
理想は妊娠前に歯科検診を受け、必要な虫歯治療や歯周病治療は終えておきたいですね。歯の治療の中には期間がかかるものもあります。また、妊娠期の体調変化やお母さんの体と生まれてくる赤ちゃんへの影響、精神的な負担を考えると、妊娠時や出産後の授乳・育児の期間に虫歯治療を受けなくてすむように事前に検診や治療を受けるようにしましよう。
ですが止むを得ず妊娠中に虫歯治療が必要な時があると思います。
個人差はありますが、緊急性がある場合は、安定期である妊娠中期に治療を受けることが望ましいです。
妊娠初期(1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月)
妊娠初期は、切迫流産が起こりやすい時期です。歯周病、虫歯の治療は応急処置にした方が安心です。安定期までお待ち下さい。
妊娠中期(5ヶ月 6ヶ月 7ヶ月 8ヶ月)
安定期は治療を行えますが、積極的に治療を行なっていい時期ではないのでお母さんと赤ちゃんの体を考え、緊急性の高い治療のみ行いましょう。体調が良ければ歯磨きをしっかりしましょう。
妊娠後期(9ヶ月 臨月 出産)
臨月に入るとお産で治療を中断することもあります。治療は応急処置程度にし、産後に受診してください。
妊娠中は歯周病のリスクが高まります
・ホルモンバランスの変化
・つわりなどによる食生活の乱れ
・つわりなどによる不十分なケア
歯周病が赤ちゃんに与える影響
妊娠中に歯周病になってしまうと、影響を及ぼすのは母体だけではありません。早産や低体重児出産のように、胎児や出産に悪影響を与える可能性があります。
出産が近くなると、プロスタグランジンという物質が子宮で分泌されることによって、分娩が始まります。
しかし、歯周病により炎症が広がると、それを抑えようとしてプロスタグランジンが作られてしまうため、分娩時と同じように子宮の収縮が促されて、早産が引き起こされてしまうのです。
*歯磨きのアドバイス
一日のうちで体調のよい時間に歯磨きを、リラックスして行いましょう。
その際、ヘッドの小さいハブラシを使用します。
歯磨きの時は、下の方を向いて前かがみの体勢になり、ハブラシを舌に当てないようにすると嘔吐感を避けやすいです。
ハブラシは小刻みに動かしましょう。
においが苦手な方はノンペーストブラッシング(歯磨き粉なし)がオススメです。
*歯磨きできない時には
デンタルリンスや水でのブクブクうがいをしましょう。
当院では(月)(水)(金)午前診療の時間内(9:00〜14:00)に無料託児があります。0歳のお子様からお預かりでき、キッズルームで保育士さんが見てくれるので、お母さん達に安心して診療を受けていただくことができます。
お母さん、お父さんが虫歯予防・歯周病予防を行うことが、お子様の虫歯や歯周病の予防に繋がります。一緒にはやし歯科クリニックで検診を受けましょう!