2020.12.27
親知らずが生えてきた!?
こんにちは はやし歯科クリニック 歯科衛生士の猪原です。
今日は親知らずについて説明していきます。
親知らずというと、腫れて痛みが出たことのある方もいらっしゃると思います。
そもそも親知らずとは何か?みんな生えているものなのか?痛くなるのか?抜いた方がいいのか?
1つずつ説明していきます。
まずは、親知らずとは?
前から数えて8番目に生える歯を親知らずと言います。
「智歯」とも呼ばれます。
18歳から23歳くらいの間に生えてくることが多いですが、中には30歳を越えてから生えてくる方もおられます。
必ず生えるわけではなく、骨の中に埋まって一生生えてこない人や、元々親知らずがない方もおられます。
また、まっすぐに生えてくる方もおられますが、最近では横向きに生えてきたり、半分しか生えない事も多いです。
親知らずは、歯ブラシがあたりづらい場所であったり、横向きに生えていて汚れが溜まりやすい為、むし歯になりやすいです。
また、歯茎が腫れて痛みも出やすいです。
親知らずなら抜いた方がいいのかな?と疑問に思われる方多いですが、必ずしも抜かないといけないわけではありません。
抜いた方がいい場合
・むし歯がひどい場合
・繰り返し歯茎が腫れる場合
・生え方などにより歯ブラシが届きにくい場合
→むし歯、歯茎の腫れなど起こしやすくい為
→治療困難、または治療してもむし歯が再発しやすい為
→手前の歯がむし歯にならないようにする為
このように、実際にむし歯や歯茎の腫れなど異常がある場合、また、長期的に見て予後が悪くなりそうな場合は抜歯をした方がいいです。
逆に、まっすぐ生えていて、むし歯もなくきちんと清掃できていて、特に問題のない場合は、抜かなくても良いと考えます。
ただし、前者に当てはまる方の方が多いので、抜歯をされる方は多いです。
「親知らずがあるのか知りたい!」という方はぜひ歯医者さんで検診を受けてみてくださいね!
歯磨きが難しい場所ですので、磨き方のポイントなどしっかり歯科衛生士さんに教えてもらいましょう^^♪
今日は親知らずの疑問についてでした。