診療時間

084-983-1844

診療時間 / 9:00~14:00 15:30~18:00
休診日 /木曜・日曜・祝日

歯の豆知識Knowledge

歯の豆知識

2017.08.28

大人のフッ素は効果的?

大人にはフッ素は効果的ではない?!

皆様フッ素についてご存じでしょうか?
フッ素は、ほとんどの食品に含まれるミネラル成分の一つで、魚介類や野菜・肉・牛乳・塩・お茶の葉っぱなど、

ほとんどの食品に含まれています。

そして、ビタミン類のように、毎日取らなければならない必須の栄養素に位置づけられています。

ただ・・フッ素は単体ではなく、

ナトリウムと結びついた「フッ化ナトリウム」、

カルシウムと結びついた「フッ化カルシウム」など

必ず他の物質と結びついて存在しています。

では・・フッ素の効果とは?どんな作用があるのでしょうか?

①酸の生産を抑制

歯磨きで落としきれなかった歯垢(プラーク)が作る虫歯の原因菌の働きを弱め、歯垢(プラーク)が作る、虫歯菌の原因菌の働きを弱め、歯垢(プラーク)が作る酸の量を抑えます。

②再石灰化の促進

歯から溶けだしたカルシウムやリンの再石灰化を促進させます

③歯質強化

歯の表面を酸に溶けにくい性質に修復します

の3つの作用があります。

 

では、酸の生産を抑制するとはどういったことでしょうか?

人のお口の中には必ず虫歯菌が存在します。虫歯菌は食後お口の中に残った食べカス(タンパク質や糖)

をエサにして活動します。エサを食べた虫歯菌は酸を作り、この酸が菌の表面にあるエナメル質を溶かしてしまい、虫歯ができます。このことを「脱灰」と言います。フッ素にはこの虫歯菌の働きを抑制する力があります。

 

では、再石灰化の促進とはどういったことでしょうか?

酸によって溶けてしまった歯はそのままになることはなく、

お口の中にはもともと唾液による自浄作用がそなわっており、酸を洗い流してくれたり、

溶けてしまった歯の表面を元に戻す役割があります。このことを「再石灰化」と言います。

フッ素にはこの再石灰化を促進する力があります。

 

では、歯の歯質を強化するとはどういったことでしょうか?

歯の再石灰化にあたり、フッ素は歯の表面のエナメル質の成分ハイドロキシアパタイトと結びついて、

フルオロアパタイトという硬い構造を作ります。

この働きにより、ミネラルが溶け出しにくく、虫歯になりにくい強い歯にしてくれます。

 

では、フッ素は子供に有効的でしょうか?

フッ素は歯を強化する働きもあるため、乳歯の萌出と同時からや

生え揃ってくる1歳頃から、フッ素塗布を受けても大丈夫!!

定期的に継続し、3か月〜6か月に1度は塗布していくことで、

歯医者さんにも慣れてもらえる事や歯の萌出のチェックなどもできますね

ですが・・フッ素を塗ったら虫歯にならないとは違います!!

フッ素は

●酸の生産を抑制

  • 再石灰化の促進
  • 歯質強化         の効果です!!

大人の虫歯予防にも効果的であります。

不規則な生活や乱れた食生活の影響で成人の歯の虫歯リスクは非常に高くなっている。

そして虫歯だけではなく歯周病のリスクも年齢によって増加していき、歯肉退縮により根面が露出してしまい、

根面カリエスになる可能性が高くなる。

根面露出した場所などにフッ素を取り入れるのは効果的である。

①成人に対してもフッ素を行うことは効果的だが、

根面が露出していて、根面カリエスになりそうな場所などに効果があるということ。

②歯の表面のエナメル質の主成分はハイドロキシアパタイトという結晶成分で、これがフッ素と結合すると

フルオロアパタイトになり、酸に対しての抵抗力が増すため、虫歯になりにくくなると言われる。

生えたばかりの未熟な歯が成熟した歯になるのには5年かかるそうです。

つまり生えてから5年くらいは虫歯になりやすいのでフッ素塗布が効果的だということです。

重要になるのは、子供の時の乳歯や永久歯に変わるときや第二大臼歯が萌出してからもメインテナンスで、

しっかりと管理していく必要だということですね!!